エクスプレッションペダル

こんばんは。
たまにはギタリストとしての話を。

コンパクトで高性能なエフェクターが普及していますが、わたしは令和時代になってもなお3Uのラックタイプの機材を使ってライブをしています。
このサイトのプロフィールページでも紹介してるんですが、ラックの中身は
プリアンプ: mesa boogie 社の TRIAXIS(いま知ったんだけど生産終了してるらしい) と、
空間系マルチエフェクタ: t.c.electronic 社の G-Major

で、このG-Major のピッチシフター機能を使うためにエクスプレッションペダルとして
Roland社のEV-5を繋いで操作してました。

安いくせにちゃんと機能してくれるすぐれものなんですが、一個不便だと思ってることがあって、それはケーブルが直接生えてるタイプなのに短すぎて、しかもプラグがL型だということ。

短いためにライブ中にラックケースを自分の近くに置かないと、エフェクトボードに入れてあるEV-5から届かないんですね。

なもので、長くしたかったし、ついでにI型が都合が良かったのでケーブルを交換しちゃいました。
今日はその紹介します。

ハンダ付けができる人なら誰にでもできると思います。
ちなみにわたしはこういう電子工作がとっても得意なわけではなく、理系の大学(理工学部ですらなく、理学部)の工作の演習で何度かハンダ付けをしたことがある程度。

では、さっそくペダルを開けたところから。

EV-5の中の様子。

別になんてことはない、芯がポットにハンダでくっついてるだけです。

なのでハンダゴテで古いケーブルを外して新しいものに差し替えるだけ…なんですが、なんとこのケーブル、普通のギター用のシールドとは違って2芯なんですよ。
TRSと呼ばれるものですね。

普通のギターシールドは1芯でTSと呼ばれます。
わたしはこれを知らずに、TS用の延長プラグ メス-メス を購入して失敗した経験がありますので皆様におかれましてはご注意を願います。

ま、特にケーブルに詳しいわけでもないのですが、音質に影響しないところなのでなんでもいいだろうと思って、このケーブルを使いました。

もちろん両端にプラグがついてるケーブルなので、片方の端を切り、ストリッパーで中身を出して、元のと同じ色に繋ぐだけでOK。

その時の様子がこちら。
写真に写ってるくらいの工具だけでできました。
動作確認もOK。ちゃんとペダルの踏み具合に応じて期待通りにピッチが変化します。

でも今考えたらTRSの延長ケーブルを使っても良かったかもしれませんね。(動作未検証)

こういうの。

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